JRAは22日、2019年の
JRA賞最優秀短距離馬である
インディチャンプ(牡6、栗東・
音無秀孝厩舎)が同日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。同馬は北海道新冠町の優駿スタリオン
ステーションで種牡馬となる予定。
インディチャンプは
父ステイゴールド、
母ウィルパワー、母の
父キングカメハメハという血統。半妹に2020年
シルクロードS覇者
アウィルアウェイがいる。
2017年12月の2歳新馬戦でデビュー。新馬戦、翌年1月の自己条件戦を連勝で突破し、重賞初挑戦の
毎日杯では3着に入った。4歳となった2019年に
東京新聞杯で重賞初制覇。6月の
安田記念では
アーモンドアイなどを破り、GI初制覇を飾った。
秋には
マイルCSも勝利し、春秋古馬マイルGI制覇。その活躍が認められ、2019年度の
JRA賞最優秀短距離馬に輝いた。以降も古馬マイル路線で活躍を続け、3度ずつ出走した
安田記念と
マイルCSで掲示板を外すことはなかった。12月12日の
香港マイル(5着)がラストラン。
通算成績は23戦8勝(うち海外2戦0勝)。
JRA獲得賞金は6億1504万円(付加賞含む)。
(
JRAのホームページより)