JRAは22日、
ダノンキングリー(牡5、美浦・
萩原清厩舎)が同日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。同馬は北海道安平町の社台スタリオン
ステーションで種牡馬となる予定。
ダノンキングリーは
父ディープインパクト、
母マイグッドネス、母の
父Storm Catという血統。
2018年10月に東京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、初勝利。なお、この時の2着は
カレンブーケドール。年内に自己条件を一発で突破し、年明け初戦の
共同通信杯で重賞初制覇。クラシックの有力候補に躍り出た。
迎えた春クラシックでは
皐月賞3着、
日本ダービー2着と惜しくも栄冠に手は届かず。秋も
毎日王冠で古馬相手に勝利を収めたが、
マイルCSでは5着に敗れた。4歳時の2020年も初戦の
中山記念は制したものの、以降は出走順に3、7、12着となかなか本調子を取り戻せなかった。
5歳になった今年の初戦には6月の
安田記念を選択。前年の
天皇賞・秋以来、約半年ぶりの出走となったが、道中で中団につけると直線では末脚が爆発。
グランアレグリアの猛追撃をアタマ差でしのぎ、ついにGIタイトルを獲得した。12月12日の
香港マイル(8着)がラストランとなった。
通算成績は14戦6勝(うち海外1戦0勝)。
JRA獲得賞金は5億1505万6000円(付加賞含む)。
(
JRAのホームページより)