26日に中山競馬場で行われる
有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる6回の馬券絡みが
ステイゴールド。5回で
ディープインパクトが続き、4回が
ハーツクライ、
キングカメハメハとなっている。
バゴ産駒は[1-0-0-0](コース成績は[1-0-0-2]複勝率33.3%)。産駒初出走となった昨年は
クロノジェネシスが勝ち、1人気およびファン投票1位に応えている。なお、
Blushing Groomの直系としては96年
サクラローレル以来の勝利でもあった。今年は2連覇を目論む
クロノジェネシスほか、
ステラヴェローチェが出走予定。
ハーツクライ産駒は[1-1-2-12](コース成績は[9-10-9-68]複勝率29.2%)。1人気の支持を集めた馬が1頭もいないなかで延べ4頭が3着以内に好走しており、18年3着
シュヴァルグランは9人気という低評価だった。なお、19年には
リスグラシューが後続に5馬身差をつける圧巻のパフォーマンスを披露。今年は
シャドウディーヴァが出走を予定している。
初出走となる
エピファネイア産駒はファン投票1位の
エフフォーリアほか、
アリストテレスが出走予定。当該コースでは[2-0-0-0]、内訳は1勝クラス、2勝クラスの平場戦に出走した
ベデザンジュによるもの。下級条件、同一馬による成績とはいえ、底を見せていないことは評価すべきだろう。なお、
エピファネイア自身は14年
有馬記念で5着(勝ち馬から0秒2差)の実績を持つ。
オルフェーヴル産駒は[0-0-0-3](コース成績は[0-0-2-12]複勝率14.3%)。産駒初出走となった昨年は
ラッキーライラック(4人気4着)、
オセアグレイト(15人気9着)、
オーソリティ(7人気14着)と3頭が出走したものの馬券には絡めず、現状では下級条件を含めても連対例がない。今年は
メロディーレーンが該当する。