「
有馬記念・G1」(26日、中山)
史上初となる
グランプリ4連覇の偉業を達成することはできなかった。引退レースの
クロノジェネシスは3着に敗戦。それでもゴールまで諦めずに、前を走る
エフフォーリア、
ディープボンドに懸命に食い下がって意地を見せた。
6月の
宝塚記念以来となるコンビを組んだルメールは、「
エフフォーリアをマークしていきました。直線では
エフフォーリアの後ろから行きましたが、きょうは勝った馬が強かったですね。頑張ってくれましたが…」と肩を落とした。とはいえ、海外遠征の疲労がなかなか抜けず不安視される声がある中、ラストまでひたむきに走り切った姿にファンは大きな拍手を送った。G1・4勝を挙げた名牝は最後まで輝いていた。
提供:デイリースポーツ