スマートフォン版へ

【川崎・報知オールスターカップ予想】新春の川崎競馬を飾る重賞、JpnI川崎記念へ向けて見逃せぬ前哨戦

  • 2022年01月02日(日) 18時05分
 南関東の新春開催名物、報知オールスターCが3日、川崎競馬場のダート2100mで行われる。1着馬には川崎記念・JpnI、ダイオライト記念・JpnIIへの優先出走権が与えられる一戦で、昨年の覇者・タービランスは後に川崎記念で4着と健闘しているだけに、58回目となる今年も目が離せない。

 ノーヴァレンダ(川崎)はJRA所属だった2歳時に、全日本2歳優駿・JpnI(川崎1600m)を制覇。その後も、白山大賞典・JpnIII(金沢2100m)で3着、佐賀記念・JpnIII(佐賀2000m)で3着と好走してきた実力派だ。

 川崎転入後は(2)(1)着で、このレースのトライアルだった前走は逃げて7馬身差の圧勝。勝ちタイム2分13秒8は、報知オールスターCが07年に2100mとなってからのレースレコードを大きく上回る破格の好時計だ。鞍上は昨年の南関リーディング森泰斗という無敵のコンビで、年明けの名物レースに挑む。

 大井から参戦のセイカメテオポリス(大井)は、これまで川崎は2戦して(2)(1)着のコース巧者。昨年9月の戸塚記念・SIは、直線で馬の間をすり抜けて脚を伸ばし、1馬身差でVという強い競馬だった。前走の勝島王冠・SIIは直線で前が壁になり、何度もブレーキがかかるなど展開に恵まれなかった。それでも、勝ち馬と0秒2差だったのは、力がある証拠だ。得意の川崎コースに替わって反撃に出る!

 一昨年の羽田盃・SIの覇者ゴールドホイヤー(川崎)は、はまった時の爆発力が怖い。前走の勝島王冠・SIIは不良馬場に脚を取られて自慢の末脚は不発に終わったが、良馬場なら違うばず。さらに、今回は斤量も1kg軽い56kgでの参戦。うまく流れに乗れに乗れれば巻き返せる。

 元JRAオープンのタイサイ(大井)も侮れない1頭。南関転入後は2連勝と、環境の変化で才能を開花させている。川崎2100mの戸塚記念で2着のトランセンデンス(浦和)、長めの距離を得意とするブラヴール(船橋)なども上位争いに加わりそうだ。

(文:スポーツ報知記者・志賀浩子)

◇川崎競馬特集ページでは川崎全レースの予想印を無料公開中!

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す