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【京都金杯】良血エアロロノア 本格化の兆し 重賞初Vに向け快走 ラスト1F11秒9

デイリースポーツ
  • 2022年01月03日(月) 06時05分
 「京都金杯・G3」(5日、中京)

 リゲルSを快勝し、オープンでの初勝利を挙げて勢いに乗るエアロロノアが2日、栗東坂路での追い切りで好調ぶりをアピールした。重賞初挑戦のマイラーズCでは、1番人気に推されながら無念の5着敗退。明け5歳になり、いよいよ本格化の兆しを見せ始めた良血馬が、新春早々の初タイトル奪取で飛躍への足場を固める構えだ。

 エアロロノアの最終リハはしまい重点の内容。栗東坂路4F55秒0と全体時計はやや控えたものの、ラスト1F11秒9とビジッと締めくくった。前走からレース間隔はあまりないが、12月26日に栗東CWで6F82秒1-37秒4-11秒8。大みそかに栗東坂路で4F54秒1-12秒5をマークと申し分ない調教過程を積んできた。

 追い切りを見届けた笹田師は「きょうは全休日明けでしたので、しまい重点の追い切りを消化しました。いい動きだったと思うし、年末の追い切りでも動いていたので。ええ、いい状態で出走させることができそうです」と満足げにうなずいた。

 祖母は05年秋華賞エアメサイア。高い素質を秘めながらも、これまでは馬体の緩さからケイコで攻め込むことができなかった。まだ完成途上だけに、過度な負担をかけないように細心のケアを怠らず成長を促してきた。快勝した前走では、馬体重もデビュー以来初めて500キロを超える506キロ。陣営の努力が着実に結果に結び付いてきている。

 「リゲルSは鮮やかな内容でした。プラス10キロと体が増えていても、直線できっちりと差し切った。まだまだ伸びしろがあると思っています」と指揮官は期待を寄せる。まずは新年初の舞台で、待望の初重賞をつかみたいところだ。

提供:デイリースポーツ

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