有馬記念を最後に引退した
キセキが7日、種牡馬生活を送る北海道日高のブ
リーダーズ・スタリオン・
ステーションに到着した。この日はあいにくの雪模様だったが、朝から多くの報道陣が駆けつけて関心の高さをうかがわせた。
足を滑らせないように慎重に馬運車から降ろされた同馬は、そのまま報道陣のリク
エストに応えるようにポーズをとり、そして用意された馬房で長旅の疲れを癒した。
サラブレッド・ブ
リーダーズ・クラブでは「歴戦の古馬らしくとても落ち着いています。歴史に残るような馬と同世代だったために大きなタイトルはひとつだけでしたが、この馬の能力は多くの方が認めるところ。生産者から期待する声も多く寄せられており、2月からスタートする種付けにむけてしっかりと準備したい」といよいよ臨戦モードに入っている。