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【根岸S展望】ペースが速くなり差し馬が台頭してきやすいレース

  • 2022年01月25日(火) 06時00分
 ダート1400mはオープン特別こそ多く施行されるが、JRA重賞は同レースとプロキオンS(21・22年は小倉1700m開催)の2つだけ。ダートのスプリンターにとっては数少ない大舞台となる。また、フェブラリーSの前哨戦という意味合いもあり、GIIIにしては毎年メンバーが揃う。

1.終いの脚が求められる

 スプリンターが多く参戦することからペースは速くなりがち。ただでさえ終いの脚が求められる東京コースで、先行馬が押し切るのは簡単なことではない。過去10年、4角5番手以内の馬は複勝率14.3%なのに対し、4角7番手以下は複勝率22.0%、10番手以下でみても複勝率24.6%と差し馬に分がある。

2.距離延長組は苦戦

 過去10年で連対した延べ20頭中、16頭は前走で1400m以上の距離を走っていた。該当しない延べ4頭はコパノキッキングレッドルゼルといった地力上位馬で、前走はカペラSで連対していた。目立った成績のない距離延長馬がここでいきなり台頭してくるというケースは稀。

3.若い世代が中心

 過去10年で、4歳馬は連対率・複勝率共に30.8%、5歳馬は連対率20.7%・複勝率24.1%なのに対し、6歳馬は連対率13.3%・複勝率22.2%、7歳以上馬は連対率5.7%・複勝率12.9%。ダートは芝と比べるとベテランの活躍も多い傾向にあるが、スピードが要求されるこのレースにおいては若い馬中心で考えた方が良さそう。

 タガノビューティーはここ2走敗れているが、2走前の武蔵野Sは最内枠が仇となり内に包まれたこと、前走のギャラクシーSは実績の乏しい右回りで斤量58kgだったことと敗因は明確。得意の東京で、展開的にも差しが決まりやすいこのレースなら巻き返しを期待できるだろう。

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