スマートフォン版へ

【シルクロードS】メイケイエール 復活の重賞4勝目 武英師「最高の競馬だった」

デイリースポーツ
  • 2022年01月31日(月) 06時15分
 「シルクロードS・G3」(30日、中京)

 陣営の苦労と努力が実った。新しい馬具を武器にレースへ挑んだメイケイエールが、課題の折り合いをクリアして1馬身差の快勝劇。同舞台で行われる春の電撃戦・高松宮記念(3月27日・中京)へ向けて、大きく弾みをつけた。2着に7番人気シャインガーネット、3着に3番人気ナランフレグが入り、1番人気のカレンモエは7着に沈んだ。

 見事に課題を克服。悪癖を封印したメイケイエールが復活の重賞V4を成し遂げた。

 発馬を決めると、池添は少し促してインの4番手へ。ただ、そこからは制御が利かなかったここ3戦とはまるで別馬のよう。呼吸を合わせて折り合うと、残り200メートルで堂々と抜け出す横綱相撲。ファンの温かい拍手に包まれたゴールの瞬間、鞍上はガッツポーズで喜びを爆発させた。

 これまでもハミを工夫したり、障害練習を取り入れたりと手を尽くしてきたが、結果には結びつかなかった。そして今回、調教からパシュファイヤーと折り返し(手綱)で入念に折り合いを教え込んだ。「陣営が立て直そうとして、それが報われて良かった」と、胸をなで下ろした池添は、「折り返しは外す予定だったけど、直前で“このまま行こう”という話に。その効果があって我慢をしてくれたし、上手に走ってくれた」と振り返った。

 武英師も「ジョッキー、厩舎と一丸となってやってきたので、結びついて良かった。折り合って馬群で競馬ができたので、前哨戦だけど、最高の競馬だったと思う。鳥肌が立った」と喜びをかみしめる。次なるターゲットは、もちろん高松宮記念。指揮官は「左回りが上手。いい状態に持っていって、結果を出したい」と力を込めた。もう癖馬とは呼ばせない-。春のスプリント女王の座へ、一歩近づいた。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す