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【根岸S】テイエムサウスダン JRA重賞初制覇 岩田康、節目の1700勝

デイリースポーツ
  • 2022年01月31日(月) 06時13分
 「根岸S・G3」(30日、東京)

 中団でレースを進めた6番人気のテイエムサウスダンが、直線で力強く脚を伸ばして快勝。通算5つ目、JRAでは初となるタイトルを獲得した。見事にエスコートした鞍上の岩田康にとっては、JRA通算1700勝という節目の勝利となった。2着は4番人気のヘリオス、3着には2番人気のタガノビューティーが続いた。

 歓喜のゴールに飛び込むと、鞍上の岩田康は高々と右腕を突き上げた。これが、テイエムサウスダンとのコンビで挙げた4つ目の重賞V。自身にとってJRA通算1700勝という節目の勝利に、「この馬のパワフルな走りを見せられて良かった」と会心の笑みを浮かべた。

 調教から密にコンタクトを取り、「どこからでも競馬ができるように」と、実戦でのイメージを膨らませてきた。以前は先行抜け出しのスタイルだったが、前走、そして今回と中団で脚をためる競馬。勝負の直線では、554キロというメンバー最重量の巨体を力強く弾ませて、1完歩ごとに前を追い詰めた。

 兵庫ジュニアGPをはじめ、交流重賞で4勝を挙げた同馬にとって、ようやく手が届いたJRA重賞。だが岩田康は「(今回の勝利は)悲願じゃないです。まだまだこれからの馬なんで」と、さらなる躍進を予言。出走権を得たフェブラリーSへ向けて、「前回の1600メートル(武蔵野S9着)の敗因は分かっているので、マイルでも長くないってことを証明できればと思う」と楽しみにした。

 「10キロ増がどうかと思ったけど、頑張ってくれたね」と飯田雄師は苦笑いしつつ、「前走で砂をかぶる競馬を経験したのが、折り合い面で生きたと思う。前回のマイル戦は落鉄していたからね。1Fの延長でも折り合いがつけば」と大一番へ前向きな姿勢を見せた。地方回りで培った底力を、次は中央G1の大舞台で爆発させる。

提供:デイリースポーツ

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