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【川崎記念予想】今年の南関勢も猛者揃い! 実力伯仲の激戦必至の一戦!!

  • 2022年02月01日(火) 20時38分
 第71回川崎記念が2月2日、川崎競馬場の2100mで行われる。過去10年で1番人気馬は6勝、2着4回と硬めの決着が多い。優勝馬10頭中、9頭は中央馬だが、昨年は船橋所属のカジノフォンテンフリオーソ以来、10年ぶりにV。地方馬の地力強化を見せつけた。今年の南関勢も、ダートグレード戦線で活躍してきた猛者揃いで実力伯仲。激戦必至だ。

 中央馬で注目は、20年の覇者・チュウワウィザード。昨年は未勝利に終わったとはいえ、ドバイワールドCで2着、JBCクラシックで3着、チャンピオンズCで2着とその内容は濃い。川田将雅騎手との相性もよく、このコンビでは【7-2-1-0】と、これまで一度も馬券圏内を外していない。今年も、このレース後はドバイ遠征を予定しており、それを見越しての川田騎手へのスイッチ。それだけに陣営は、ここを勝って弾みをつけたいところだろう。

 しかし、南関勢力も黙ってはいない。その一番手は、なんといってもカジノフォンテンだ。昨年のこのレースは2着のオメガパフュームに3馬身差つけての逃げ切り勝ちと圧倒的な強さを見せつけた。前走のチャンピオンズCは10着だったが、初の中央参戦だったことを考えれば参考外といえる。これまで、チュウワウィザードに先着をゆるしてきたが、実績ある南関馬場で本領発揮。連覇達成を狙う。

 地元川崎を代表するのはロードゴラッソ。19年のシリウスSのほか、名古屋大賞典を制覇している。転入初戦の前走は、ここへのトライアル・報知オールスターCに参戦。スタートは案外だったが、すぐに立て直して中団に。直線でもじりじりと脚を伸ばして3着に入線した。今回は叩き2戦目で、コースへの慣れが見込める。相手は上がるが好勝負の期待大だ。

 JRA勢でおもしろいのは、ケイティブレイブ。18年のこのレースの優勝馬で、その後も川崎記念は(2)(6)着と好走している。追い切りは美浦・北ダートコースで好時計を出しており、動きも上々。清水英調教師は「だんだん、良くなってきている。前走は、もっと積極的に行ければ…。今回はコースを良く知る笹川騎手だし、積極的に乗ってくれるはず」とジョッキーの手腕を信頼している。

 さらに、中央からは名古屋グランプリを勝って波に乗るヴェルテックス。叩き2戦目のデルマルーヴルなどが参戦しており軽視はできない。また、迎え撃つ南関馬も日本テレビ盃の優勝馬・サルサディオーネ、9歳にして衰え知らずのタービランスなど強力な布陣。目が離せない一戦だ。

(文:スポーツ報知記者・志賀浩子)

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