東京新聞杯に管理馬を登録している20人の調教師のうち、2016年以降の東京芝1600mにおける勝利数、複勝率、複勝回収率をもとに抽出。
東京新聞杯で馬券的にも「見逃せない調教師」とは?
3位は
藤沢和雄調教師。集計期間内に東京芝1600mで30勝。20年
安田記念、21年
ヴィクトリアマイルをともに
グランアレグリアで優勝している。また、今回と同じGIIIでは[2-3-3-9]で複勝率47.1%、複勝回収率115%と好成績。
今年は
ヴァンランディが登録している。現時点では除外対象だが、出走が叶えば、初の1600m戦で新味が出る可能性もありそうだ。
2位は
木村哲也調教師。集計期間内に東京芝1600mで23勝を挙げ、複勝率47.7%。複勝回収率も111%とベタ買いプラスになっている。特に近年成績が向上しており、21年以降に絞ると[7-3-2-6]。複勝率66.7%、複勝回収率167%まで跳ね上がる。
今年は
ダーリントンホール、
ハーメティキスト、
ファインルージュが登録。
ファインルージュは
紫苑Sを勝ち、
秋華賞も2着しているが、1600mの方がレースはしやすいだろう。
ビッグタイトル獲得に向けて、好発進が期待できそうだ。
第1位に輝いたのは
国枝栄調教師。集計期間内に東京芝1600mで22勝を挙げ、複勝率45.5%。複勝回収率133%と馬券妙味も申し分ない。ブランド厩舎であるにも関わらず、6番人気以下でも10回馬券に絡んでいるのが特徴。21年の
アルテミスSでも、7番人気の
サークルオブライフで勝利を収めている。
今年は
ドナアトラエンテが出走予定。デビュー以来11戦連続で1番人気に支持されている人気先行タイプだが、直近3戦は続けて馬券内を外しており、ここはさすがに手頃な人気に落ち着きそう。人気薄でも侮れない国枝厩舎だけに、こういう時こそ狙い目だ。