2月20日(日)に東京競馬場、ダート1600mで行われる
フェブラリーS。ここに特別登録している
ソダシ(栗東・
須貝尚介厩舎)が、今朝9日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
1回目のハローが終了したCWへ、
吉田隼人騎手を背に入場。
リレーションシップが先行して、それを追いかけるという形だったが、向正面に入ったところで5馬身あるかないかの距離を追走。
これを3コーナーから4コーナーでぐんと縮めていき、最後の直線は外から並びかけていく形。この時の表情が2歳時や3歳春のように、きついものではなく、少し穏やかな感じにも見えた。
だからというわけではないのだろうが、追走した差を1馬身まで詰めたところから、前に並びかけるまでがじりじり。以前なら、一瞬で相手を圧倒する動きを見せていただけに、その点においては物足りなさを感じる内容だった。
時計は6F81.5〜5F65.9〜4F51.2〜3F36.7〜2F22.6〜1F11.2秒。最後の直線は11秒前半で伸びているので、数字としては十分なインパクト。動けているけど、迫力が物足りないといった印象なので、最終追い切りでどのような動きに変化してくるのか、注目してみたい。
(取材・文:井内利彰)