13日に東京競馬場で行われる
共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる13回も馬券に絡んできた
ディープインパクトだが、今年は出走馬が不在。次点で2回の
フジキセキ、
ハーツクライ、
キングカメハメハが続く。
ロードカナロア産駒は[0-0-0-1]。産駒初出走となった昨年は
ディオスバリエンテが5人気11着。東京芝1800mでは
ステルヴィオが18年
毎日王冠で2着となっているものの、まだ3勝クラス以上では[0-1-2-20]と勝利例がない。今年は
ダノンスコーピオン、
レッドモンレーヴの2頭が出走を予定しており、前者は上位人気と目されるだけに動向を注視したい。
ハーツクライ産駒は[1-1-0-5]。17年1着
スワーヴリチャード、21年2着
ヴィクティファルス、前者は2人気、後者は7人気で好走する一方で、18年
グレイルは7着、20年
マイラプソディは4着と1人気に支持された2頭が馬券圏外に敗れている点は気になるところ。今年は
ダノンベルーガが出走予定。
初出走となる
ドレフォン産駒は
ジオグリフが上位人気を担いそう。同種牡馬の産駒は東京芝1800mで[1-0-0-3]。馬券圏内への好走例こそ新馬勝ちした
ジオグリフに限られるが、
ヴァンドールが5着、
ワープスピードが4着、
ドリームビリーバーが5着、いまだに掲示板外に敗れた馬もいない。