2月20日(日)に東京競馬場で行われる第39回
フェブラリーステークス(GI)に登録している
カフェファラオ(牡5、美浦・
堀宣行厩舎)について、追い切り後の橋本篤典調教助手のコメントは以下の通り。
(最終追い切りを見た印象は?)
「先週に強い調教をして終わっていますので、今週は調整というか、ジョッキーに感触を確かめてもらうということでした。併せる併せないもジョッキーの感覚に合わせるという感じでしたので、良い調教ができたのではないかと思っています」
(前走の
チャンピオンズカップ11着を振り返って)
「初めて芝を使った後、帰ってきて、上手く順調に調教できていたと思います。競馬に行っても上手く立ち回ったというか、直線に入った時もすごく手応えが良く見えたので、これはと思ったのですが、そこから今一つでした。敗因的にはこれだというのは掴めてはいないのですが、初めて試したブリンカーもいくらか悪い方に向いてしまったかなという印象もあります。それを受けて今回はブリンカーはしないということです。
当日の気配によって、前から着けていたチークピーシズを着けるか着けないかを調教師とジョッキーの感触で判断していくと思います。着けていたのを途中でゲート裏で外す
ジャッジも出てくると思います。基本的にはチークピーシズを着けるか着けないかという形で臨みます」
(今回のレースに向けて)
「(福永騎手は)すごく当たりが柔らかいというか、リズム良く走らせてくれるジョッキーだと思います。道中リズム良く進めてくれると期待しています。
馬体重に関しては、1月15日に帰厩した時点で536キロ。だいたいそこから10キロぐらい絞れて、昨日で526キロですので、だいたい520キロ台半ば推移しています。当日は東京とはいえ少し減ると思いますので、だいたい520キロぐらいでの出走なのではないかとイメージしています。
馬場がどうこうというのはそれほど気にはしていません。良績がこの東京ダート1600mに偏っていますので、ここではだらしないところは見せられないというか、良い競馬をしてほしいという気持ちです。
勝ち負けも当然重要だと思いますが、きちんと自分の力を見せてほしいというか、パフォーマンスを発揮できればいいなと思っています。
この寒い時期、毛が伸びやすいタイプの馬なんです。2年前、
ヒヤシンスステークスを使った時も他の馬の何倍も毛が長いというか、ぬいぐるみみたいな感じでした。それを受けて去年は毛刈りをしたのですが、すごく見栄えも良くなりました。今年もやはり冬毛は伸びているのですが、例年ほどではないので、毛刈りするほどのレベルではありません。状態自体はこの冬の中ではまあまあ良い方ではないかと見ています」
(取材:米田元気)
ラジオNIKKEI