ダイヤモンドSに管理馬を登録している15人の調教師のうち、2016年以降の芝2500m以上における勝利数、複勝率、複勝回収率をもとに抽出。芝の長距離戦に強く、
ダイヤモンドSで馬券的にも「見逃せない調教師」とは?
3位は
友道康夫調教師。集計期間内に芝2500m以上のレースで7勝を挙げ、複勝率34.5%。84走して7勝止まりと勝ち切れてはいないものの、3着内は29回と安定して走っている。複勝回収率84%も、この厩舎のブランド力を思えば悪くない数字だ。
今年は
ヴァルコスが出走予定。1年の休養から復帰したここ2戦は7着、8着だが着差は0.6秒と0.7秒。重賞級の潜在能力を秘めている馬だけに、復帰3戦目で本領発揮があっても不思議ではない。
2位は
堀宣行調教師。集計期間内に芝2500m以上のレースで19勝を挙げ、複勝率38.0%。勝利数、複勝率ともトップの数字で、長い距離も走り切れる馬をしっかり作り上げていることが分かる。17年
ダイヤモンドSを
アルバートで優勝しており、昨年も
ポンデザールで3着と、このレースに実績があるのも心強い。
今年は
カウディーリョと
セントレオナードが出走予定。豊富なスタミナを生かして一角崩しなるか。
第1位に輝いたのは
国枝栄調教師。集計期間内に芝2500m以上のレースで13勝を挙げ、複勝率36.6%。複勝回収率83%も悪くないが、単勝回収率が167%と特に高いので、頭で狙ってみても面白い。
今年は
アンティシペイトが出走予定。重賞のここ2戦は案外の内容だが、2走前は折り合いを欠き、前走は道中で位置を下げてしまった。3歳春には、翌日のダービーと同タイムで1勝クラスを制した素質馬。スムーズなレースが出来れば一変も十分にあるだろう。