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【小倉大賞典 血統データ分析】抜群のコース適性を誇るドゥラメンテ産駒が初出走

  • 2022年02月17日(木) 16時45分
 20日に小倉競馬場で行われる小倉大賞典(4歳上・GIII・芝1800m・ハンデ)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる9回の馬券絡みがディープインパクト。次点で4回のキングカメハメハが続き、3回がダイワメジャーとなっている。

 ディープインパクト産駒は[3-4-2-12]。14年ラストインパクト、16年アルバートドック、20年カデナと3頭の勝ち馬を出すほか、15年3着ダコールは11人気、17年2着ヒストリカルは8人気、20年2着ドゥオーモは10人気と伏兵の好走も目立つ。なお、3着以内に好走した延べ9頭のうち4頭が7歳以上の古豪だった。今年はアイスバブルカデナサトノアーサースーパーフェザーランブリングアレーの5頭が特別登録。

 キングカメハメハ産駒は[1-2-1-11]。3着以内に好走した馬の内訳は、13年1着ヒットザターゲット、14年2着カフナ、18年3着スズカデヴィアス、21年2着ボッケリーニ。いずれの好走馬もハンデ56.5kg以上を課せられており、まだハンデ56kg以下は[0-0-0-9]と好走例がない。今年はブラヴァスヴァイスメテオールの2頭が出走を予定している。

 初出走となるドゥラメンテ産駒はアリーヴォが上位人気と目される。同種牡馬は小倉芝1800mで[5-3-3-15]、勝率19.2%・複勝率42.3%と瞠目に値する成績を残しており、アリーヴォ自身も当該コースで2勝の実績を持つ。なお、昨年はドゥラメンテの叔父にあたるルーラーシップの産駒が初出走を果たし、そのうちの1頭となるディアンドルが12人気3着と激走していた。

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