4年連続で
フェブラリーSに出走する
インティ。5歳のとき、2019年に破竹の7連勝目にこの
フェブラリーSを制してから毎年参戦。そして、もう8歳ですか…。時が経つのは早いものですね。
「8歳になってまた、彼なりに成長しています。若い頃は若干、噛んでしまって、早めに押し出されるかたちで先頭に立っていましたね」と野中師。
確かに。この1年の
インティは以前に比べて大きく崩れることがなくなりました。戦法も逃げ一辺倒ではなく差す競馬も覚えて、レースぶりに幅ができましたね。
「この
フェブラリーSは勝っているレースですし、今回は状態もいい。スムーズに自分の競馬ができれば、と思っています」
連勝で勢いに乗って勝った2019年の頃とは、ひと味もふた味も違う
インティに仕上がっています。あれから勝ち星から遠ざかっていますし、ここで再び勝てたなら素晴らしいドラマですね。期待しています!
(取材・文:花岡貴子)