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フェブラリーS・G1」(20日、東京)
今年最初のG1が幕を開ける。出走する
タイムフライヤーも気づけば7歳のシーズンを迎えた。
フェブラリーSの出走馬を見渡せば8、9歳馬が複数出ているので目立たないが、もう十分にベテラン選手。2歳で芝G1を制した後、ダート路線へ。さらに転厩も経て、今回迎えた鞍上は15人目。
その新パートナーは
横山武史。木曜日の最終追い切りに駆けつけ「手前も一発で変えた。状態は良さそう」と語った。「乗り難しいというイメージを払しょくしてもらうために」と言う陣営の狙いがバッチリはまったようだ。
最終追い切りでは自己ベストの時計をたたき出すおまけ付き。「ウチに来てから一番の状態かもしれない。普段は扱いやすいんだけど、力が有り余って、みなぎっている感じです」と担当は力を暴発させない様に気を引き締めていた。
タイムフライヤーの馬名意味は『時を超えるもの』。勢いに乗る若武者を背に、歴戦の古強者が再びG1の舞台で大暴れを見せてくれそうだ。(デイリースポーツ・石湯恒介)
提供:デイリースポーツ