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阪急杯・G3」(27日、阪神)
クリノガウディーは23日、新コンビの福永を背に同坂路で4F51秒7と待望の重賞初制覇に向けて意欲的な調教を施した。
14着に終わったマイルCSから3カ月。今季初戦となる
クリノガウディーが、栗東坂路で最終追い切りに臨み、新たにコンビを組む福永を背に、4F51秒7-37秒5-11秒9を計時して仕上げを進めた。鞍上とコンタクトを取った藤沢則師は、ストレートに現状を伝えた。
「福永ジョッキーともしっかりと話し合って、あくまでしまい重点ですが、ある程度やりました。まだ体の使い方などに関して“全盛期はこんなものではなかったのでは?”ということでしたが、この1本で仕上がってくれると思います」
前走は、折り合いに苦しんだ形。スタートを決め、気負うことなく運べれば、大きな変化が期待できる。「先週(
フェブラリーS=
カフェファラオ1着)も乗り代わりでG1を勝っているジョッキーですからね。
ガウディーのいいところを引き出してくれればと思います」。
阪急杯は3年連続の参戦。いい
ステップを踏んで、次の大きな扉をこじ開ける。
提供:デイリースポーツ