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【阪急杯】ダイアトニック 復活リハ 7歳でも衰えなし!ラスト1F鋭伸11秒6

デイリースポーツ
  • 2022年02月24日(木) 06時21分
 「阪急杯・G3」(27日、阪神)

 重賞2勝馬ダイアトニックが貫禄デモだ。23日、岩田康を背に、栗東坂路でしまい重点。ラストは11秒6とシャープに伸びて好調をアピールした。7歳馬だが、衰えは皆無。3つめのタイトルをつかみ、大舞台へと弾みをつける。

 夜明けの時は近い。2年前の函館スプリントSを勝ってから大敗が続いたダイアトニックだが、前走の京都金杯(4着)で感じさせた復調の兆しはやはり間違いではなかった。最終リハは岩田康を背に栗東坂路で単走。もう十分に仕上がっているため、4F55秒6と全体時計は控えめも、ラスト1F11秒6と鋭い末脚を繰り出した。

 安田隆師は「いい動きだったと思いますよ。京都金杯の内容が良かったですし、復調していますね。この馬は寒い時の方がいいと思います」と出来の良さに太鼓判を押す。この日は特に気温が低く、追い切り時はマイナス2度という厳寒だったが、前向きさが見られて元気いっぱい。この冬の寒さが、ダイアトニックにはプラスに働いているようだ。

 指揮官には自ら手掛けたロードカナロアの子どもに関して一つの持論がある。「カナロアの産駒は(中山金杯を勝った)レッドガランもそうだし、奥手の馬が多いと思います」。レッドガランダイアトニックは、同世代のカナロア産駒。一般的には高齢とされる7歳だが、調教の動きを見る限り、衰えはみじんも感じさせない。

 阪神の芝1400メートルは一度しか走っておらず、それが2年前の阪急杯。2着入線後、3着降着となったため悪いイメージがついているが、直線半ばでいったんは完全に抜け出していて、この舞台に対する適性は高い。「結果を出して、次の高松宮記念へ行きたいですね」と意気込む安田隆師。かつて短距離王候補と呼ばれた素質馬が、まずは前哨戦を制し、復活を果たす。

提供:デイリースポーツ

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