スマートフォン版へ

引退調教師が最後の週末に向けコメント 浅見師「面白い仕事でした」

デイリースポーツ
  • 2022年02月24日(木) 18時15分
 今月末で引退する藤沢和師、浅見師、堀井師、古賀史師、高橋祥師、柄崎師が、最後の週末に向けてコメントを寄せた。

 藤沢和雄師(美浦)「おかげさまで最後まで馬主さんに応援してもらい、終わることができる。これから暖かいシーズンになるから、(所属馬には)今後も頑張ってほしいね」

 浅見秀一師(栗東)「長くやらせてもらいました。面白い仕事でした。周りの人にお世話になったし、有り難かった。これまで一番印象に残っているのは阪神JFの1、2着かな。(ヤマニンシュクルヤマニンアルシオンの)同一馬主でね。昨日のことのように思い出します。母系もいい馬で自分で選択してきて、(オーナーに)お願いした馬。なかなか思い入れ深いですね。(弟子の鮫島駿には)もうひと皮、ふた皮むけたら国内でも指折りのジョッキーになると思う。壁は厚いかもしれないけど、ずっと応援していくつもり。それから、これからも一ファンとして日本の競馬を応援します。コロナでこういう時代だけど、落ち着いたら競馬場に足を運んで歓声を上げたいですね」

 堀井雅広師(美浦)「(定年まで)あと1年になってから、日めくりカレンダーで、あと何日とか数えてきたけど、それも終わりだね。よくここまでやって来られたよ。それも多くの馬主さん、うちの優秀なスタッフ、そして頑張ってきてくれた馬たちに支えられてきた。本当にありがたい。そりゃあ、思うところもあるけど、最後まで平常心で。あとは馬たちが無事で走り終えてくれることが一番。そして次の人にきちんと受け継ぐ。それがボクの最後の仕事だからね。それが終わって初めて、ホッとできるかな。とにかく今週は楽しみたい」

 古賀史生師(美浦)「もともと競馬が、というよりは馬が好きで(競馬サークルに)入ったんだ。30年前からしたら、この中も変わった。馬の質や馬具だったりね。放牧で馬の出し入れすることも多くなったけど、何で自分の手元で調教しないんだろうと思う。これも時代の流れなのかな。俺みたいなアナログ人間には、ついていけないな。ちょうどいい辞め頃だと自分で思うよ」

 高橋祥泰師(美浦)「今まで長くやらせていただき、よくここまで来られました。特に、このコロナで厳しい社会情勢の中、無事に終われるのが何よりですね。厩舎の礎を作ってくれた、開業当初にいた10頭が思い出に残っています。最初は8頭しか集まらず、父から2頭をもらって31歳で開業しました。その10頭がどれも活躍したのです。今思うと、あそこがうまくいったから、ここまで来られたのだと思っています」

 柄崎 孝師(美浦)「これまでいろいろ花束を頂きましたが、(厩舎の)従業員からというのは一番うれしいですね。思ってもいなかったので、ビックリしました」

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す