今度は小倉で大暴れだ。19日の
ダイヤモンドSを
テーオーロイヤルで制し、勢いづく
菱田裕二騎手(29)=栗東・岡田。師弟コンビでの4連勝戴冠に「スタッフも喜んでくれたし、自厩舎の馬で勝てたのはうれしいですね」と笑みを浮かべた。
「すごいスタミナ。G1に行きたい」。初勝利を挙げる前からほれ込んていた逸材。その感覚が間違いではなかったことを結果で証明してみせた。「一戦ごとに自分の想像を超えてくれるので、すごい馬だなと思う。レースが終わる度に、僕に自信を与えてくれるんです」と感謝する。
次なる
ターゲットは春の盾。「まだ技術を向上させる時間があるので、もっとうまくなって本番に臨みたいですね」と相棒の勢いに負けないよう、自らを鼓舞した。
7週の
ロングランだった冬の小倉開催もラストウイーク。「今の小倉の馬場は合う」と荒れた芝を歓迎するのが、26日11R
ダディーズトリップと27日11R
オースミカテドラルの2頭。19日に続いて、メインジャックといく。(デイリースポーツ・井上達也)
提供:デイリースポーツ