「
弥生賞ディープ記念・G2」(6日、中山)
立ち回りの上手さ、堅実さが
ラーグルフの身上だ。それが良く表れていたのが前走の
ホープフルS。好スタートを切ると内枠を生かし、好位のインでじっと我慢。ロスなく直線に向き、追われるとしっかり脚を伸ばして3着に食い込んだ。宗像師は「少し窮屈になりながらよく走っている。この馬の力は出せたと思います。確実に走ってくれていますね」と高く評価する。
前走後は放牧でひと息入れた。「普段のしぐさにも落ち着きが出てきた。そのあたりが競馬でもいい方に出てくれれば」と師は手応えを感じている。乗り込みも順調だ。1週前は美浦Wで5F67秒5-37秒7-11秒8をマーク。僚馬
ナランフレグに遅れたが、「相手が走る馬ですから。動き自体は悪くなかったですよ。体重は500キロをちょっと切るくらいなので、前走と同じくらいで出られると思います」と好調をアピールする。
今回は関西の重賞勝ち馬3頭を迎え撃つ。「相手は強くなりますが、引き続き同じ舞台なのはいいと思います」。指揮官は02年
バランスオブゲーム以来のVを狙っている。
提供:デイリースポーツ