3月12日(土)に中山競馬場、芝1800mで行われる
中山牝馬S。ここへの出走を予定しているのが、
愛知杯で重賞初制覇を果たした
ルビーカサブランカ(栗東・
須貝尚介厩舎)。今朝2日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した直後の時間帯のCWへ、
武豊騎手を背に入場。正面から入って、1コーナー、2コーナーはかなりゆっくりしたペースで進めていき、向正面に入ってからもラップはさほど上がらない。
ということで、6F標識の区間は16.1秒。3コーナーへ入っていく時もラップは上がらず、最後の直線に向いてから、ぐんと加速する感じだった。
道中でしっかりと脚がたまっている分、ゴール前は力強い走りで鋭い伸び。時計は6F85.9〜5F69.8〜4F54.3〜3F38.4〜2F23.6〜1F11.3秒。全体の数字としては、決して強い負荷ではないが、気分よく走るという意味ではいい追い切りになったのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)