3月6日(日)に中山競馬場で行われる第59回
弥生賞ディープインパクト記念(GII)に登録している
ジャスティンロック(牡3、栗東・
吉岡辰弥厩舎)について、追い切り後の
吉岡辰弥調教師のコメントは以下の通り。
「(前走の
ラジオNIKKEI杯京都2歳Sは)元々ゲートの出があまり良くなく、後ろからの競馬になりました。少頭数でスローの流れだったんですが、自分から動いていって、外々を回って勝ち切ってくれたのは、すごく良い内容だったと思います。
成長が遅れている馬で、しっかり休養期間を設けてここに向けてやってきました。すべて予定通りにここまで来られたと思います。
うちの厩舎では1週前追い切りを土曜日にやっていて、3番手から外を回す追い切りをしました。動きは非常に良かったです。
(今日の追い切りは)馬場の開場からだいぶ時間が経って、荒れている馬場状態だったんですが、折り合いもついていましたし、最後も余裕がある感じでゴールへ入っていたと思います。乗った川田騎手からは『非常に操縦性が良くて、性格も穏やかで、扱いやすい馬です。中距離の芝で競馬をしやすいタイプの馬です』というコメントをいただきました。
日頃から馬房でも穏やかな性格ですし、飼葉食いも安定していますので、輸送の心配はしていません。
今回は前哨戦で、本番でどれくらいの感じでいけるか、とても大切なレースになると思います。完璧に仕上がっていると思います。良いレースを期待します。
どうしても後ろからの競馬になりますが、自分でペースを読み切って、最後まで伸び切ってくれるのが長所だと思います。中山コースも合うと思います。
(相手関係は)実際にレースに行ってみないとわかりませんが、
ラジオNIKKEI杯京都2歳Sのメンバーはその後活躍していますし、力関係は大丈夫なんじゃないかなと思います。
ここで良い結果を出して、本番に進めるよう頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI