3月13日(日)に中京競馬場、芝2000mで行われる
金鯱賞。同じ中京芝2000mで3勝クラスの
関ケ原Sを勝ち、前走は
関門橋Sで2着だった
シフルマン(栗東・
中尾秀正厩舎)がここを予定。今朝2日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
2回目のハローが終了した直後のCWで単走の追い切り。とはいっても、馬の多い時間帯だったこともあり、前後には他厩舎の馬がいる状況。3コーナー付近では前方に他厩舎の併せ馬がいて、結果的にはそれらの外を回るコーナリングで最後の直線という感じになった。
さすがに外を回った分、内2頭に脚色が見劣るかと思ったが、むしろその逆。まだまだ余力があるといった感じで、ぐんぐんと伸びていく。あっさりと2頭を追い抜くと、勢い十分にフィニッシュとなった。
時計は6F80.4〜5F65.8〜4F51.3〜3F37.1〜2F23.4〜1F11.7秒。最後の直線は11.7秒の持続ラップだから、脚力はさすが。重賞の
中日新聞杯では惨敗だったが、本来の先行策でレースができれば、と思わせてくれる動きだった。
(取材・文:井内利彰)