スマートフォン版へ

【チューリップ賞】横山武&ナミュール 課題のゲート一発回答 桜へ夢ふくらむ重賞初V

デイリースポーツ
  • 2022年03月06日(日) 08時00分
 「チューリップ賞・G2」(5日、阪神)

 最大の課題であったゲートをクリアし、1番人気のナミュールが雪辱Vを決めた。道中は中団に待機。直線外から一気に突き抜け、待望の重賞初タイトルをモノにした。

 前走の阪神JFでは発馬で痛恨の出遅れ。4着に敗れたことで、今回は勝負駆けの一戦となった。これに一発回答で応えたのは昨年、大ブレークを果たした横山武。「賞金的にも権利は絶対と思っていた。そういうプレッシャーの中で、よく頑張って走ってくれた」とパートナーの力走をたたえた。

 レースを終えて引き揚げる際、父・典弘から声を掛けられた。「すごいな。あれで勝つのか」。最後の直線。馬群の中で包まれて、身動きが取れなくなる場面があった。苦境を脱してのVに、武史は「きょうは馬の力だけで勝たせてもらったようなもの。本番までに自分自身、集中してしっかり乗れるようにしたい」と厳しい口調で先を見据えた。

 いざ、桜花賞(4月10日・阪神)へ。調教に騎乗して「柔らかさは一級品」と好感触を得ていたが、トライアルを終えて「調教とは違う課題が見えた」とも。昨年のエリザベスタワー(1着同着)に続き、レース連覇となった高野師は「道中でフラフラしていたのは芯がしっかりしていないから。素質は確か。もう少し線を太くできたら、乗り役さんも安心できると思う」と体質強化に取り組む構えだ。今後は短期放牧を挟んで本番へ。さらに成長した姿で、今度こそ真の女王の座に就く。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す