13日(日)に中山競馬場で行われる桜花賞トライアル・アネモネステークスに登録しているビジュノワール(牝3、美浦・中舘英二厩舎)について、追い切り後の中舘英二調教師のコメントは以下の通り。

「フェアリーSは、スタートしてから他の馬にぶつけられたり、道中も折り合いを欠いたり、直線も行く所がなかったり、苦しい競馬でした。そのわりによく3着まで来てくれましたし、内容には満足しています。

前走後も変わりなく来ています。普段の調教ではおとなしい馬なんですが、競馬に行くとちょっとエキサイトするような所があるので、そこを抑えられるように調教をしてきました。

今週の追い切りは、折り合い重視で、折り合いを上手につけられるか、時計よりリズム良く走れるかどうかを見ていました。良い印象でしたね。前回もそうでしたが、競馬に行っての精神力の強さがこの馬のセールスポイントかなと思います。もともといい馬でしたが、だんだんしっかりしてきました。同じコースで2回走っていますし、馬もコースのことを知ってきていると思います。ここで良いレースをして、大きい舞台に向かって行きたいです」

(取材：大関隼)

ラジオNIKKEI