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【フィリーズR】ウィリンで桜切符奪取へ 林師「いい状態で向かえる」

デイリースポーツ
  • 2022年03月11日(金) 06時10分
 「フィリーズレビュー・G2」(13日、阪神)

 先月26日にサウジアラビアで行われた1351ターフスプリントをソングラインで制し、海外レース初挑戦初勝利を飾った林徹調教師(42)=美浦。その勢いに乗って、今週はフィリーズRにウィリンアネモネSラズベリームースの素質馬2頭を送り出す。21年のソングラインに続く2年連続での桜花賞出走を狙う。

 今でも感謝と驚きしかない。先月末、ソングラインで海外のタイトルを手にした林師は、「信じられないです。夢みたいですね。自分一人ではできなかったこと。多くの関係者の力添えを頂き、感謝しかありません。ゴールの瞬間ですか?覚えていないですよ」と胸の内を明かした。

 同じ開成高校の先輩で、技術調教師時代に研修を受けた矢作師も、同日のレッドシーターフHCをステイフーリッシュで逃げ切った。研修時は海外遠征にも数多く同行。自身の海外初挑戦がいきなり“師弟V”となり、「“良かったな”と声を掛けていただき、うれしかった」と、一つの恩返しにもなった。その追い風も味方に、今年も素質豊かな2頭の才媛で、21年の紅梅S勝ち馬ソングラインに続く桜の切符を狙う。

 フィリーズRのウィリンは、21年夏の福島新馬戦で7馬身差の逃走劇を演じた快速馬。久々&キャリア2戦目の紅梅Sでは差す形で3着。「落ち着いて走れましたね」と評価する。約2カ月ぶりだが、「いい状態で戻ってきて追い切りも予定通り。カイバもしっかり食べてくれています。いい状態で向かえると思います」と期待大だ。

 一方、アネモネSラズベリームースは、21年のアナザーリリックに続く厩舎連覇を狙う。「ウィリンに負けず劣らず、いい動きをする馬。休み明けの分はありますが、ポテンシャルの高さは恥ずかしくないモノです」と、こちらも評価は高い。

 前者は3着以内、後者は2着以内が必須条件。「いい馬を預けていただいたオーナーには感謝しかありません。桜花賞の切符を取って一緒に喜びたいですね」と週末を心待ちにしていた。

提供:デイリースポーツ

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