「ス
プリングS・G2」(20日、中山)
シンザン記念2着の
ソリタリオは16日、栗東坂路で新鞍上の横山武と初コンタクト。終始馬なりながら鋭い加速を披露した。
満足いくファーストコンタクトを終えて、自然と表情が緩んだ。
シンザン記念2着の
ソリタリオは、初コンビの横山武が騎乗して栗東坂路で最終リハ。馬なりで4F54秒9-39秒6-11秒7と、無理は全くしていなかったが、ゴールが近づくにつれて鋭く加速した。
鞍上は「(4F)55秒くらいということだったので、理想的な調教ができたかなと思います。子どもっぽい馬なんですが、すごく乗りやすかった。想像していたより折り合いもつきました。欠点がないなと思いました」と操縦性の良さを称賛する。これまで5戦は全てマイル。初めての1800メートルが課題になるだけに、調教とはいえ、力む面を見せなかったのは大きな収穫だ。
先週の
金鯱賞を勝った
ジャックドールと同じ
モーリス産駒。これまで1戦ごとに4キロずづ増えていて、迫力を帯びた馬体は高い能力を感じさせる。前走後はさらにパワーアップし、山田泰助手が「見た目から違いますね。筋肉の付き方が変わっている。見ていてほれぼれします。従順な馬で、特に癖もない。ここをクリアすれば選択肢が広がりますから」と期待は大きい。ここが試金石。距離の壁を突き破り、堂々とクラシックへの扉を開く。
提供:デイリースポーツ