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【POG】期待の大きさがうかがえる牡馬のエピファネイア産駒(美浦発)

デイリースポーツ
  • 2022年03月19日(土) 12時14分
 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 POGの取材が進んでいますが、リーディング上位の厩舎にどの種牡馬の産駒が預託されているかは戦前の評価で大事なポイントになってきそう。結果的に走るか走らないかは別にして、期待値が高い種牡馬ほど実績を挙げている厩舎に所属するケースはやはり多いですからね。そういう意味ではやはりエピファネイア。特に牡馬に関しては生産者、馬主サイドの期待が大きいのだなというのがヒシヒシと伝わってきます。もう一頭期待の種牡馬と言えばキズナなのですが、こちらは関西所属の産駒が多く、そもそも関東ではそこまで名前が出てこないんですよね。あとはロードカナロアモーリスといったところですが、やはりロードカナロアになってきますかねぇ。加えて先週紹介した新種牡馬になってきますが、サトノダイヤモンドリアルスティールの名前はよく見ますね。例年以上に種牡馬の選定が難しいシーズンとなりそうですが、しっかり自分なりの評価をしていきたいですね。

 先週のアネモネSを制したのはクロスマジェスティ(牝、水野)。好位から危なげなく抜け出す上手なレースでしたね。これで桜花賞(4月10日・阪神、芝1600m)への優先出走権を獲得。クラシック登録がなかったため、追加登録をして出走するとのこと。本番での走りも楽しみですね。2着で権利を獲得したラズベリームース(牝、林)は状態を見て出走を決めるとこのこと。

 毎日杯(26日・阪神、芝1800m)に出走を予定しているコマンドライン(牡、国枝)の鞍上が岩田望になると発表がありましたね。ルメールはドバイでの騎乗が決まっていたので、誰になるのか注目していましたが、関西のホープがどんな競馬を見せてくれるか楽しみです。

 中山の未勝利戦で強い勝ち方を見せていたシャーマンズケイブ(牡、尾関)は新緑賞(4月23日・東京、芝2300m)へ向かう予定。すみれSで2着だったレヴァンジル(牡、堀)は青葉賞(4月30日・東京、芝2400m)へ。

 共同通信杯を勝って一躍クラシックの最有力候補に躍り出たダノンベルーガ(牡、堀)は川田とのコンビでクラシックを戦うことが発表されました。最大目標は日本ダービー(5月29日・東京、芝2400m)ということで、皐月賞(4月17日・中山、芝2000m)への出走は状態を見ながら決めるとのこと。できれば数多く走る姿を見たいですが、とにかく万全の状態で日本ダービーに出走してほしいものです。(馬三郎美浦支局・木村)

提供:デイリースポーツ

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