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【阪神大賞典予想】春の盾へとつながる重要な1戦 圧倒的人気のあの馬の取捨は

  • 2022年03月20日(日) 08時35分
 1着馬には天皇賞・春への優先出走権が与えられる重要な1戦。3000mという特殊な距離であることに加えて、今年も京都競馬場が改修工事のため、天皇賞・春と同じ阪神競馬場で行われることになった。昨年は勝ち馬ディープボンドが本番の天皇賞でも2着となった。

 連覇を狙う◎ディープボンド天皇賞・春2着、有馬記念2着。昨年はフランスのフォワ賞も制している。3歳春まではコントレイルの陰に隠れるような存在だったが、今では主役級。ごちゃつく中距離戦よりも長距離の方が持ち味が生きるようなのも過去の実績が示している。昨年比1kg増だが57kgなら心配無用。圧倒的な人気が予想されるが外す理由もない。

 〇アイアンバローズステイヤーズS2着馬。デビュー戦を除けば以降の16戦すべてを2000m以上の距離を選んで使われており生粋のステイヤーだ。前走も前半は抑えが利いていたがスローペースを嫌って1週目の3角手前からハナに立ってレースを引っ張った。最後は勝ち馬の決め手に屈したものの気分よく先行できれば怖い存在だ。

 ▲マカオンドール万葉S優勝馬。京都新聞杯3着、白百合S3着だから格上挑戦とは言い難いが2勝クラスを勝ち上がったばかりでオープン特別に勝利した。母ミリオンウィッシーズ凱旋門賞馬で種牡馬として成功しているバゴの半妹。血統どおりのステイヤーで距離は延びれば延びるほど良いタイプだ。

 万葉S3着、ステイヤーズS3着△シルヴァーソニックと、勢いに乗った感がある△キングオブドラゴン、長距離では安定したレースを続けている△トーセンカンビーナも侮れない1頭だ。

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