3月27日(日)に中京競馬場で行われる
高松宮記念(GI)に出走予定の
レシステンシア(牝5、栗東・
松下武士厩舎)について、共同会見での
松下武士調教師のコメントは以下の通り。
「(最終追い切りの)指示としては、坂路を52秒から53秒台で、終いはちょっと動かしてほしい、というものでした。指示通りの時計でしたし、動き自体は力強かったと思います。元々調教は動く馬ですが、いつもと変わらず良く動いています。
休み明け自体は苦にしないと思っています。香港から帰ってきて馬体重は減ってましたが、牧場でしっかりケアしてもらって、こちらに帰ってきた時はふっくらした状態だったので、苦労した点はありません。(当日は)510キロ台になると思います。
(
香港スプリントは)大きな事故がありましたが、ジョッキーが上手に回避してくれて、馬も最後まで諦めずに走ってくれたと思います。(ここまでは)悔しいですが、成績自体は立派だと思いますので、もうひとつタイトルを取りたいです。
GIでは外枠の多い馬で、(去年の
高松宮記念は)もう少し内枠を引きたいと思っていましたが、よく頑張ってくれました。(今回は)そろそろ内枠を引くかな、と思っています。
(
横山武史騎手は)まずは初騎乗なので感触を掴んでもらって、(先週の)追い切りで良い感触を得てもらったと思います。(作戦は)枠順が出てから、さらに天気のこともありますし、当日に話し合うと思います。(自身が逃げるかどうかは)枠順とスタート次第だと思います。
去年も馬場が悪かったですし、(3歳時の)
桜花賞も馬場が悪かったので、(道悪は)そんなに苦にすると思っていません。レコードを2度出しているので、良い馬場でも走れます。うちはどちらでも良いので、相手が嫌がる方が良いですね。
去年と調整自体は変わっていないと思います。1200m自体は安定して走っていますから、楽しみです。普段の行きっぷりは良くなっているかなと思います。
海外帰りの初戦になりますが、しっかり調整できていますし、レース当日が楽しみです。応援よろしくお願いします」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI