スマートフォン版へ

【大阪杯】アフリカンゴールド G1でも一発なるか 7歳馬が底力で波乱起こす

デイリースポーツ
  • 2022年04月01日(金) 06時05分
 「大阪杯・G1」(3日、阪神)

 京都記念を制して大舞台に駒を進めたステイゴールド産駒アフリカンゴールドは7歳セン馬。4歳秋のオープン入り後からは長い不振に陥ったものの、前走と3走前に重賞で大穴馬券を演出した。勢いを取り戻したベテランが、G1でも一発をうかがっている。

 老いてますます盛んなり-。7歳セン馬アフリカンゴールドが、虎視たんたんとG1でも一発を狙っている。前走の京都記念は13頭立ての12番人気で逃げ切りV。3走前の中日新聞杯もブービー17番人気で2着に粘り込み、この冬は大穴馬券を複数提供した。

 一時陥った長いスランプからはすっかり抜け出し、担当の平田助手は「大きく変わったところはほとんどないんですが、パドックで尻っぱねをしなくなりました。集中するようになりましたね」と好走の要因を振り返る。以前までは気性の激しさゆえに能力を出し切れていなかったが、これが“真の姿”だという。そして、「しまいも思った以上に動いてくれました。ここ3走くらいの状態はあります」と臨戦態勢も整っている様子だ。

 半兄アフリカンストーリーは7歳でG1初制覇(14年ドバイワールドC)。そして、同世代のステイゴールド産駒ステイフーリッシュも22年に入ってサウジのレッドシーターフHC、ドバイゴールドCを勝利した。「今の7歳はステイゴールド産駒の実質最後の世代(6歳世代は1頭のみ)ですから」と血統的な後押し、そして貴重な血の縁を感じている。

 平田助手は過去に担当馬エーシンフォワードで10年マイルCSを13番人気で制し、12年安田記念では15番人気のコスモセンサーが3着に食い込むなど、人気はなくとも大舞台で好走させてきた。「G1でもいつも通りですよ。プレッシャーはそんなにないです。人気がないと気楽に送り出せますからね」。直前に重賞を勝ってはいるものの、ここも立場は挑戦者。無欲で波乱を巻き起こす。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す