競馬場の桜もまだまだ見頃…。そんな今週は中山＆阪神の2場開催です。

　春のGIシリーズは先週大荒れとなった高松宮記念に続き、今度は古馬の中距離GI・大阪杯(阪神・芝2000m)が開催されます。
　
　今週は堅く収まるのか？ それとも2週連続の波乱となるのか？ 注目を集めそうなGI大阪杯。まずは、出走馬と人気上位候補を確認しておきましょう。

　1番人気が予想されるのは、なんといっても昨年の年度代表馬エフフォーリア(牡4・美浦・鹿戸厩舎)でしょう。

　3歳時の昨年は、皐月賞・天皇賞秋・有馬記念と3つのGIを勝利している現役最強馬。唯一、ダービーだけはシャフリヤールの後塵を拝し2着となりましたが、今年初戦となるここでは負けられないところでしょう。

　しかし対抗する馬たちにもなかなかのメンバーが揃いました。

　まずは同じ4歳から注目の上がり馬ジャックドール(牡4・栗東・藤岡厩舎)。現在5連勝中の新星で、前走GII金鯱賞でも1番人気1着と能力の高さを見せつけました。強力な逃げ馬なので、エフフォーリアの強敵となるはずです。

　同じく金鯱賞からは、2着だったレイパパレ(牝5・栗東・高野厩舎)も出走。こちらは昨年の大阪杯優勝馬。ここのところ勝てないレースが続いていますが、前走の内容からも復活の兆しがうかがえます。

　さらには、昨年のエリザベス女王杯馬アカイイト(牝5・栗東・中竹厩舎)。前走香港C2着のヒシイグアス(牡6・美浦・堀厩舎)。前走小倉記念1着アリーヴォ(牡4・美浦・杉山厩舎)。前走AJCC1着キングオブコージ(牡6・栗東・安田翔厩舎)などなど、今回も実力拮抗の好メンバーが集合しています。

　こんな混戦でこそチェックしておきたいのが、netkeibaオリジナルツール『調子偏差値』。

『調子偏差値』とは、出走馬の調子を偏差値化。ランキング順でも表示できる競馬予想ツール。激走する可能性ある人気薄や危険な人気馬も数値でチェック可能。調子が上がっている馬は「急上昇」としてピックアップします。

　それでは04月01日(金)に出た、『大阪杯』調子偏差値速報をお届けしましょう。

　今回、1番人気が予想されるエフフォーリアは偏差値75で堂々の1位となっています。前走の有馬記念でも偏差値75からの1着でしたので、上昇度はさほどではありませんが、今回もデキに関しては問題ないということでしょう。

　そして対抗する2番人気予想のジャックドールもエフフォーリアに次ぐ偏差値74での2位になりました。この馬にとっての最高値は2走前・白富士S1着のときで75でしたが、今回も十分な数値になっています。

　そして現在3番人気予想のレイパパレは、偏差値67での7位でした。この馬も前走時よりは数値が上がっています。今回は「急上昇」がついた馬がいませんので、上位人気馬は比較的順調という感じでした。

　さて、あなたの本命予定馬はどんな偏差値だったのか？ 是非、「調子偏差値」をチェックしてみてください。

　なお日曜日中山11R『美浦S』の調子偏差値は、「無料」でご覧いただけます！

※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。