マテンロウオリオンに注目したい。シンザン記念からの重賞連勝なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■4/9(土)　ニュージーランドT(3歳・牡牝・GII・中山芝1600m)

　マテンロウオリオン(牡3、栗東・昆貢厩舎)は格上挑戦だった万両賞で豪快な差し切りを決めて頭角を現すと、続くシンザン記念も制して連勝で重賞制覇を飾った。JRA重賞3着以内の実績を持つのがこの馬のみという今回のメンバー構成なら、重賞連勝の期待は十分だ。鞍上は横山典弘騎手。

　リューベック(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)はGI・2勝馬ディアドラの全弟にあたるハービンジャー産駒。2走前に2000mの若駒Sを勝利するなど中距離路線を歩んできたが、今回はマイル路線にシフトしてきた。距離短縮は合いそうなだけに、弥生賞ディープ記念6着からの巻き返しが期待される。鞍上は吉田隼人騎手。

　その他、中京2歳S、マーガレットSでオープン連勝中のジャングロ(牡3、栗東・森秀行厩舎)、ファルコンS・8着から巻き返しを狙うティーガーデン(牡3、美浦・萩原清厩舎)、同舞台の1勝クラスを勝ったアバンチュリエ(牡3、美浦・大竹正博厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。