4月10日(日)に阪神競馬場で行われる
桜花賞(GI)に出走予定の
アルーリングウェイ(牝3、栗東・
藤岡健一厩舎)について、追い切り後の
藤岡健一調教師のコメントは以下の通り。
「ずっとセンスの良い競馬をしてくれていて、血統的に短い(距離が合っている)感じがあるので、(前走の)1600mはどうかと思ったんですが、結果としてすごく良い競馬をして勝ってくれました。1600mに対応してくれて良かったです。元々、勝てれば
桜花賞へと思っていましたし、(前走後は)放牧へ出して、1ヶ月前に戻ってきました。予定通りです。
前走から2ヶ月ほど空いていますし、(1週前追い切りは)負荷をかけたかったので、坂路でビシッと行くことにしました。良い調教が出来たと思います。
(今日の追い切りは)直前ですし、女の子ですから、とりあえず上がり重点で行こう、ということにしました。全体では少し速くなりましたが、それだけ行きっぷりが良かったということですし、終いも良い動きをしていました。問題なく良い仕上がりだと思います。
阪神でも良い競馬をしているので、(条件面は)心配はしていません。直線が長いので、位置取りがどうなるか、というところだと思います。レースセンスが良く、良いポジションにつけられますし、追ってからもしっかりしています。センスの良さを活かせれば、GIでも良い競馬をしてくれると思います。
(枠順は)あまり外すぎるのもどうかと思いますが、内が荒れてきていますし、真ん中より内めくらいが良いんじゃないかと思います。
(
藤岡佑介騎手とのコンビでは)先週の
大阪杯で負けちゃったので、リベンジという意味でも、決してチャンスがないとは思っていませんし、うまく行けばな、と思っています。
(対戦する馬とは)直接対決があまりないので、どういう相手か測りにくいんですが、この馬自身強い馬とやってきているので、力の差はそんなにないかな、と思います。
GIの舞台で、馬もしっかりできましたし、良い競馬をしてくれると思います。応援よろしくお願いします」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI