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【桜花賞】栗東レポート サブライムアンセム(岩田望来騎手)

ラジオNIKKEI
  • 2022年04月06日(水) 16時48分
4月10日(日)に阪神競馬場で行われる桜花賞(GI)に出走予定のサブライムアンセム(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)について、共同会見の岩田望来騎手のコメントは以下の通り。

「1週前追い切りと最終追い切りに乗せてもらいましたが、動きはすごく良かったです。最終追い切りは折り合いもついて、良い雰囲気だったと思います。

(以前は)ちょっと折り合いに苦戦する場面がありましたが、だいぶ解消されてきました。まだ油断はできないので、その辺りは気をつけていきたいと思います。

(前走は映像で見ていて)ゲートで立ち遅れてヒヤッとしましたが、池添騎手がうまくリカバリーして折り合いもつきましたし、これなら直線は伸びてくるんじゃないかなと思っていました。馬群を割ってきて、最後は接戦でしたが勝ってくれて、強い競馬だったと思います。

前走を勝った後に、藤原先生の方から『桜花賞はお前で行く』と言われて嬉しかったですし、自厩舎でなかなかGIに出るチャンスは少ないので、結果を出せるよう頑張りたいと思います。

(ロータスランドに騎乗して2着だった高松宮記念は)初めて重賞を勝たせてもらった馬でGIに出させてもらって、あと一歩のところまで行ったんですが、自分の未熟さが出た舞台でもありました。そのぶん、桜花賞の舞台でしっかり結果を残したいと思います。

4年目ということで、1年目・2年目・3年目とやってきたことが、実績になって現れているんじゃないかと思います。去年は横山武史騎手エフフォーリアとすごい活躍をして、刺激にもなりましたし、同期の競馬学校35期生が活躍していたので負けられない気持ちがありました。お互いに切磋琢磨して頑張っています。

今年に入って、気持ちの余裕が出来ましたし、何より初重賞制覇できたことで気持ちが楽になって、自信に繋がりました。これを機に、もっと大きな舞台で活躍しないとだめだな、というのが結果に繋がっていると思います。

ストロングポイントは気のいい馬で、毎回しっかり走ってくれますし、瞬発力もあると思っています。課題は少し牝馬らしい、テンションの上がりやすい子なので、上げないように頑張っていきたいと思います。折り合いをしっかりつけて、直線へ向かいたいと思います。

阪神外回り1600mはなかなか後ろからは厳しいと思うので、前めにつけてしっかり折り合いをつけてレースしたいと思います。重賞も勝っている馬もいますし、前哨戦で2着だったナムラクレアもいますし、相手は揃っていると思いますが、サブライムアンセムはそれに劣らない力を持っていると思います。この馬の力を引き出したいと思います。

フィリーズレビューには乗れませんでしたが、コンビを再結成できて、藤原英昭先生には感謝したいですし、GI初制覇と思わず、力まずにレースへ臨めたらと思っています。この馬と1着で駆け抜けられるよう頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」

(取材:山本直)

ラジオNIKKEI

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