前走のゴドルフィンマイルを勝利した
バスラットレオン(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)は、今夏に欧州遠征を視野に入れる。
7月27日にイギリスの
グッドウッド競馬場で行われるサセックスS(英G1・芝1600m)を本線にマイル路線を検討中で、クイーンアンS(英G1・芝1600m)、
ジャックルマロワ賞(仏G1・芝1600m)が候補にあがっている。管理する矢作師は「ドバイの砂質なら合うと考えてダートを使ったけど、もともと芝で走っていた馬だからね」とコメントした。
バスラットレオンは父
キズナ、
母バスラットアマル、母の
父New Approach。伯母にイギリスとカナダでそれぞれG1を勝利した
シリアスアティテュードがいる血統。
2020年に札幌競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。昨年の
NZTでは後の重賞馬
タイムトゥヘヴンに5馬身差をつける圧勝劇を見せ、重賞初制覇を果たした。前走はドバイへ参戦、低評価を覆す逃げ切りで海外での重賞制覇を達成している。通算成績は14戦4勝(うち重賞2勝)。