「
中山グランドジャンプ・JG1」(16日、中山)
絶対王者は健在だった。1番人気に支持された
オジュウチョウサンが、先に抜け出した3番人気の
ブラゾンダムールをゴール前でかわしてV。2年ぶり6度目の制覇を決めて、自身の史上最多記録を更新するJ・G1・9勝目を挙げた。また、11歳馬としては、JRA所属馬で初めての重賞勝ちとなった。3着には5番人気の
マイネルレオーネが入った。
またしても銀メダルに泣いた。3番人気の
ブラゾンダムールは勝ち馬をマークする形で進めると、最終コーナー手前で一気に先頭に躍り出た。しかし、最後は“絶対王者”の底力に屈して2着。
西谷誠は「牧場でもしっかり仕上げてくれて、自信を持っていたけど…。折り合いにまだ課題を残していて、秋に向けてそのあたりが課題であり、伸びしろでもあると思います。行けると思ったんだけど」と悔しさいっぱいだった。
提供:デイリースポーツ