8日、水沢競馬場で行われた第47回シアンモア記念(3歳上・重賞・ダ1600m・1着賞金1000万円)は、好位でレースを進めた木村暁騎手騎乗の4番人気ヴァケーション(牡5、岩手・畠山信一厩舎)が、逃げ粘る2番人気グランコージー(牡5、岩手・櫻田康二厩舎)をゴール前で交わし、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分42秒3(良)。

　さらに1.1/2馬身差の3着に1番人気ゴールデンヒーラー(牝4、岩手・佐藤祐司厩舎)が入った。なお、3番人気マイネルアストリア(牡5、岩手・板垣吉則厩舎)は5着に終わった。

　勝ったヴァケーションは、父エスポワールシチー、母テンノベニバラ、その父サッカーボーイという血統。20年10月の秋の鞍(名古屋)以来となる久々の白星をあげた。通算成績はこれで20戦6勝(重賞4勝)。