今週も先週に続いて、東京・中京・新潟の3場開催。重賞は、土曜日に中京競馬場でGIII戦・平安S(中京・ダート1900m)、そして日曜日に東京競馬場で3歳牝馬クラシックのGI・オークス(東京・芝2400m)が行われます。

　やはり注目となるのは、3歳牝馬2冠目となるオークスです。

　1冠目の桜花賞では、7番人気だった伏兵スターズオンアースが1着に。2着に3番人気ウォーターナビレラ、3着に6番人気ナムラクレアで配当はまずまずという結果になりました。

　桜花賞出走馬に加えトライアル戦の上位馬たちも加わり、どの馬にとっても未知となる芝2400mという距離で再び熱戦が繰り広げられます。

　果たしてどんなレースとなるのか？ まずは出走予定メンバーを確認しておきましょう。

　現在、上位人気が予想されているのは、サークルオブライフ(牝3・美浦・国枝厩舎)。前走桜花賞では2番人気での4着。悔しい結果でしたが、この馬は2歳牝馬GI・阪神JFの勝ち馬。鞍上は引き続きM.デムーロ騎手で今回も人気になりそうです。

　対する、桜花賞1着馬スターズオンアース(牝3・美浦・高柳瑞厩舎)。鞍上は前走の川田将雅騎手からC.ルメール騎手に乗り替わり。GI連勝となるのでしょうか。

　さらには、前走忘れな草賞1着のアートハウス(牝3・栗東・中内田厩舎)。他の馬がマイルからのレースとなる中で、この馬は芝2000mからの参戦です。

　そして、武幸四郎調教師と武豊騎手とのコンビで挑むウォーターナビレラ(牝3・栗東・武幸厩舎)、前走フローラS1着馬エリカヴィータ(牝3・美浦・国枝厩舎)、桜花賞10着から巻き返したいナミュール(牝3・栗東・高野厩舎)などが覇権を争います。

　こんな混戦模様でこそチェックしておきたいのが、netkeibaオリジナルツール『調子偏差値』です。

『調子偏差値』とは、出走馬の調子を偏差値化。ランキング順でも表示できる競馬予想ツールです。

　激走する可能性ある人気薄や、危険な人気馬も数値でチェック可能。調子が上がっている馬は「急上昇」でピックアップします。

　それでは5月20日(金)に出た『オークス』の調子偏差値速報をお届けしましょう。

　まず1番人気が予想されるサークルオブライフは、偏差値75で堂々の1位となりました。この馬は経験を増すごとに数値を上げているタイプ。ここもデキに関していえば問題なしといえるでしょう。

　そしてスターズオンアースも偏差値75での2位です。こちらは2走前クイーンC2着時と同数値。前走桜花賞では偏差値が低いながら好結果となっています。

　そして、現在3番人気予想のアートハウスは偏差値68で7位でした。こちらの数値は低いですが、過去最高値となっており調子自体は上げていると見ていいでしょう。

　さらにもう1頭、偏差値71で3位に食い込んでいる馬は人気中位となりそうな穴馬候補。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

　なお、日曜日の中京11R『大垣S(3勝クラス)』の調子偏差値は「無料」でご覧いただけます。netkeibaを利用して、今週も競馬を楽しみましょう！

　※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。