9日、安藤正敏調教師(69、栗東)が7月20日をもって調教師を勇退することが
JRAから発表された。これに伴い
荒川義之調教師(38、栗東)が新規開業となる。
安藤師は59年に騎手としてデビューし、71年
阪神大賞典(
スインホウシュウ)を制すなど2473戦272勝の成績を残して78年に調教師免許を取得。これまでの主な管理馬には
ユートジョージ(NHK杯-GII)、
オースミハルカ(
府中牝馬S-GIIIなど重賞4勝)、
オースミグラスワン(
新潟大賞典-GIII)などがおり、
JRA重賞は10勝を挙げている。9日現在、
JRA通算5254戦394勝(うち障害90戦5勝)、地方通算97戦7勝。
また、荒川師は栗東・飯田明弘厩舎の厩務員、調教厩務員、調教助手を経て今年3月1日付けで調教師免許を取得していた。