北海道開催の開幕を告げる短距離重賞で、サ
マースプリントシリーズの初戦にも位置づけられる一戦。小回りコースに多頭数がひしめくため、不利に泣く馬がしばしば現れるレースでもあり波乱も珍しくない。
1.先行力はあるか
以前は時計が掛かるレースとしてお馴染みだったが、近年は1分7秒台での決着が普通になっており前が止まらない。近5回の連対馬10頭中9頭は4角5番手以内の立ち回りだった。
2.距離短縮が優勢
過去10回で、距離短縮組は[5-4-7-38]で複勝率29.6%なのに対し、前走も1200mだった馬は[4-5-3-63]で複勝率16.0%。洋芝のため開幕週でも相応のパワーが要求され、距離短縮組が幅を利かせやすい。
3.軸は若い馬
過去10回で、3歳馬は複勝率35.3%、4歳馬も複勝率38.1%あるのに対し、5歳馬は複勝率18.8%、6歳馬は12.9%、7歳以上馬は12.5%。軸は若い馬から選ぶのが良さそう。
プルパレイは近走スタートで後手を踏んでいる点がどうかも、昨年の
朝日杯FSまでの内容からして先行力自体はある馬。気性面や近走内容からして距離短縮はいかにも合いそうで、巻き返しが期待される。