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【AI予想・宝塚記念】上半期最後は「まさか」の結末!? GI未勝利「極・穴馬」に白羽の矢

  • 2022年06月20日(月) 19時00分
 今週末で6月も最後の開催。2022年は早くも前半戦が終わろうとしています。

 中央競馬は先週と同じく「東京・阪神・函館」の3場開催。平地重賞は日曜日に前半戦の総決算ともいうべきグランプリ・GI宝塚記念(阪神・芝2200m)が行われます。

 毎週、重賞での激走馬をコンピュータ予想するこのコーナー。膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが、宝塚記念の狙い馬を探します。

 今年の登録馬は20頭。少頭数になることもあるレースですが、今年はフルゲート18頭で争われることになりそうです。

 人気が分散しそうな感じもあるので、高配当の可能性も十分。それでは、出走予定の馬たちをチェックしていきましょう。

 まずは、前走GI天皇賞春1着のタイトルホルダー(牡4・美浦・栗田厩舎)。2走前のGII日経賞も逃げての1着と力をつけており、天皇賞春では2着ディープボンドに7馬身差をつけるという堂々の勝ちっぷりでした。

 続いては、GIを3勝しているエフフォーリア(牡4・美浦・鹿戸厩舎)。前走GI大阪杯では人気になるも、まさかの9着敗退。過去に実力は証明しており、今回は現役最強の座を賭けて戦います。

 そして長距離では安定のディープボンド(牡5・栗東・大久保厩舎)。前走天皇賞春ではタイトルホルダーに決定的な差をつけられてしまいましたが、スタミナ勝負ならこの馬もヒケはとらないでしょう。

 そして、1年の休養明けとなった前走GIヴィクトリアマイルで6着に敗れた三冠牝馬デアリングタクト(牝5・栗東・杉山晴厩舎)、前走G1ドバイシーマクラシック3着のオーソリティ(牡5・美浦・木村厩舎)、さらにG1ドバイターフを優勝したパンサラッサ(牡5・栗東・矢作厩舎)、前走GI大阪杯で大金星を挙げたポタジェ(牡5・栗東・友道厩舎)など、面白いメンバー構成となりました。

【期待値高い人気薄に一発の可能性?】

 予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。

 今回、月曜日時点でAIが選出した本命候補は、なんとギベオン(牡7・栗東・藤原英厩舎)でした。現時点の想定では、人気下位。この馬が馬券になるのであれば、高配当は間違いないといえそうです。

 同馬は父ディープインパクト、母はコンテスティッド(母父ゴーストザッパー)という血統。全兄にはサトノルーラー、全弟には3勝クラスのサトノフウジンなどがいます。

 成績はこれまで24戦4勝[4-2-0-18]。3歳時には、NHKマイルC(GI・東京・芝1600m)でも2着と健闘した実績馬です。

 3歳時まではディープインパクト産駒の良血馬らしく順調にキャリアを積み重ねていった本馬でしたが、古馬となってからは4歳、5歳と勝ち星なし。しかし、昨年のGII金鯱賞(中京・芝2000m)では、スタートから先手を奪うと10番人気ながら逃げ切り勝ちを収めました。

 3歳時にはマイルでも好走した本馬ですが、その後の成績を見る限りでは2000m前後で先行する競馬が合っていそう。今回は強力な先行馬もいますから楽な競馬ではないでしょうが、前走のGIII鳴尾記念(中京・芝2000m)でも勝ち馬から0.2秒差の4着と好走しており、想定の人気からは高期待値が見込めるということでしょう。

 あとは出走メンバー・鞍上・枠順などの確定後、コンピュータがどう予想するのか。週末の最終AI予想も、ぜひ楽しみにお待ちください!

(netkeiba編集部)

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