競馬新聞「馬サブロー」が誇るＰＯＧマスター、木村拓人（美浦）と塩手智彦（栗東）がお送りするＰＯＧ情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。木村は今週も出張先の函館からお届けします。

　なんてこったい！！

　ドラフト１位で入厩してから抜群の動きを見せていたブラストウェーブ（牡、大竹、父ハービンジャー、母ツルマルワンピース）が２５日の東京芝１８００ｍ新馬戦を除外になってしまいましたぁぁぁ。レーシングビュアーで直前の動きを確認して、これは大きな期待を持ってレースを見られると思っていたのですが…。まあ仕方ありませんね。来週以降の福島か函館で騎手の都合も見ながら考えていくとのこと。どこに行くんですかね。もし函館に来るならすぐに報告しますので（笑）。

　来週７月３日の函館芝１８００ｍでデビュー予定のアオラキ（牡、田村、父ゴールドシップ、母カスタディーヴァ）が函館に入厩してきました。もう、世代に何頭かいることが珍しくはなくなってきた白毛の馬ですが、間近で見ると本当に白いですよね（笑）。今週は池添騎手を背に２３日に追い切られ函館Ｗで５Ｆ６６秒６-５１秒３-３９秒０-１２秒７を計時。きっちりとしまい１２秒台でまとめていました。鞍上は追い切りで手綱を取った池添の予定です。同じレースにはイッツオンリーユー（牝、手塚、父ハーツクライ、母イッツオンリーアクティングダッド）も出走予定。今週は２２日の美浦Ｗで石川を背に６Ｆ８６秒８-６８秒２-５２秒８-３８秒７-２４秒６-１１秒５を計時。実戦では武豊が騎乗予定となっています。ルクスグローリア（牡、宮田、父サトノダイヤモンド、母ヒカルアモーレ）やヴェンチュラムーン（牡、小島、父エピファネイア、母ラスヴェンチュラス）も出走を予定しており、なかなか楽しみなレースになりそう。函館で行われる新馬では初めてとなる芝１８００ｍ戦。好レースを期待したいです。

　さて一度美浦に入厩してから放牧に出ていたスワッグチェーン（牡、田村、父ロードカナロア、母メジャーエンブレム）が帰厩するよう。７月２３日の福島芝２０００ｍの新馬戦を目標に調整されます。以前は少し線が細いイメージでしたが、どんな姿になって帰ってきたか楽しみです。

　パッシングスルーなど兄姉に活躍馬が多いフェブランシェ（牝、黒岩、父リアルスティール、母マイティースルー）は２２日の美浦Ｗで追い切り、６Ｆ８２秒７-６７秒４-５２秒４-３７秒７-２４秒４-１１秒７を計時。７月１７日・福島芝１８００ｍに出走を予定している。（馬三郎美浦支局・木村）

提供：デイリースポーツ