スマートフォン版へ

【プロキオンS】デビュー10年目・城戸義政 トップウイナーと初タイトルへ

デイリースポーツ
  • 2022年07月08日(金) 12時30分
 「プロキオンS・G3」(10日、小倉)

 デビュー10年目を迎えた城戸義政騎手(28)=栗東・奥村豊=が、21年の2着馬トップウイナーとのコンビで重賞初制覇を目指す。かなりの癖馬で惨敗も目立つ馬ものの、気分良く先行できれば21年のような粘り込みも十分にあり得る。思い切った騎乗で、人馬ともに初タイトル奪取といきたい。

 上を見ればリーディング上位にトップジョッキーが名を連ね、下からは将来有望な若手が突き上げてくる。弱肉強食の世界。デビュー10年目の城戸は、今の自分の立ち位置を十分に理解している。

 焼け付くような暑さとなった今週も精力的に調教に騎乗。「ずっと楽ではありませんが、馬に乗ることが好きですし、調教には開場から馬場が閉まるまで毎日ずっと乗っています。成績を出すのは大変。それでも、調教に乗るのが下手だと、周りから信頼を勝ち得ない。チャンスが巡ってきた時に、しっかりとつかむよう常に準備はしています」。調教後もトレーニングや体のメンテナンスを怠らない。全ては勝利の2文字を手にするためだ。

 その努力の積み重ねが今回の重賞オファーにつながった。コンビを組むトップウイナーは、今回で4度目の騎乗。自ら追い切りにまたがり、出来の良さも感じ取った。「能力は足りていますが、気難しいところがあって。でも何度も乗せていただいて、この馬が集中して走れる条件が段々と分かってきました。いかにそのシチュエーションに持っていけるか」。21年は14番人気ながらも2着に激走。実績馬が秘める能力を全て引き出したい。

 プライベートでは、21年8月に待望の第1子が誕生。守るべきものが増えて「さらに頑張らないと」と気を引き締める。日々の努力のかいあって、関係者の信頼は厚い。「結果が出ていない中で、これだけずっと乗せていただけていることに感謝しています。その分、うまくなって返していきたい」。巡ってきた好機。感謝の思いを胸に結果で応えたい。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す