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【中京記念】栗東レポート ミスニューヨーク

ラジオNIKKEI
  • 2022年07月20日(水) 13時24分
24日(日)小倉競馬場で行われる第70回中京記念(GIII)に出走を予定しているミスニューヨーク(牝5、栗東・杉山晴紀厩舎)について、追い切り後の杉山晴紀調教師のコメントは以下の通り。

(ヴィクトリアマイルを振り返って)
良績が集中しているのが小回りとか右回りでしたので、東京競馬場のマイルはチャレンジで行きました。GIということもあって、馬自身は頑張ってくれましたが、及ばなかったというところです。

(中間の過ごし方は)
さすがに激走の後で疲れはありましたが、間隔を十分取らせてもらい、牧場で疲れを取ってから帰厩しました。そこからはいつもの通りに調教をこなしてきました。

(1週前追い切りは)
間隔もあったので、いつも通りにCウッドチップコースを併せ馬で追い切りました。3頭併せの後ろから行きましたが、いつも通りのキレのある動きを見せてくれました。満足のいく内容です。

(最終追い切りは)
1週前追い切りは、自己ベストが出るなど、負荷のかかった内容でした。ミルコ・デムーロ騎手も「これで仕上がった」と先週言ってくれたので、当該週は、軽めというか、調整程度という感じでした。加えて、前日から強い雨が降って、馬場もかなり重くなっていました。ですからラストの反応を見る程度で行いました。1週前追い切りの強い負荷で疲れを心配しましたが、馬は「ケロッと」していまして、かなりいい状態になっているように思います。

(夏場については)
牝馬ということもあり、その点に関して不安はありません。去年は(中京記念)4着でしたが、その後重賞を勝ちましたし、かなり成長を感じる内容が続きます。改めて去年以上の成績が出るように頑張りたいと思います。

(思い描くレースは)
そこは、メンバーや、まわりの出方、展開次第です。小回りの1800mであれば折り合いは心配ありませんし、騎手の思った通りのポジションが取れると思います。今の段階で、前に行きたいとか、そのようなことは考えていません。

(54kgのハンデに関しては)
重賞勝ちがあったので55kgかもという懸念はありましたので、個人的には良かったと思います。

状態が高い所で安定しています。調整のしやすい馬で、競馬に行けばしっかり走ってくれます。馬場が渋っても走れる強みを持っています。競走馬として常に優秀だと感じています。

牝馬限定重賞は去年勝たせていただきましたが、今回は牡馬とも対戦するGIIIという舞台で、もう一つタイトルを取れるように、競馬の日まで厩舎一同しっかり調整していきますので、応援よろしくお願いします。

(取材:檜川彰人)

ラジオNIKKEI

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