「
中京記念・G3」(24日、小倉)
ブランクは長くとも、闘争心に衰えはない。
日本ダービー(12着)後、2年も休養していた
コルテジアが叩き2走目で上昇ムード。最終リハは松山を背に20日、栗東CWで単走。馬なりで全体は6F84秒7と軽めの時計だったが、最後の1Fは低い重心のまま、11秒5の鋭い末脚で駆け抜けた。
「久々に乗せてもらいましたが、性格はいい意味で変わりありませんでした」と2年2カ月ぶりに乗った松山は率直な感想を口にする。性格に変わりがないというのが、
コルテジアにとって大事な
ファクター。鈴木孝師は「セールスポイントは勝負根性。前走(
エプソムC=9着)も差し返そうとしていたし、その辺は良かったと思います」と評価した。
「
きさらぎ賞が直線の平たんな京都。小倉は合うと思います」と師は条件変わりを歓迎。
きさらぎ賞以来の重賞2勝目へ。持ち前のガッツで混戦ムードの一戦を制してみせる。
提供:デイリースポーツ